レッツニュージーランドのブログ: 2008-03-07

2008-03-07 英語の上達法　その五

英語の勉強は結果がなかなか見えないので、つらいものです。
英語圏に留学中あるいは留学経験のある皆さんはこういう経験はないでしょうか。
「うまく英語が使えないなー」と日々思い悩みながら勉強していたら、ある日突然、スムースに英語が出てくるようになり、すらすら話せ、「なーんだ。簡単にしゃべれるじゃん」と感じる。
しかし翌日になると、ぜんぜんその時のようには話すことができず、「やっぱりだめだなー」ととてもがっくりする。
多くの留学生が同じような体験をするようです。最初の内はこの「すらすら話せる」という感激と、「やっぱりぜんぜんだめ」という落胆の波がはげしく、情緒不安定になってしまうケースもあります。
日本はユーラシア大陸の一番東の島国、それに対して、英語発祥の地イギリスは大陸の一番西の島国です。それぞれの言語はまったく反対の方向を向いていると思って下さい。このようにまったく異質のものを自分の中に取り入れるにはそれなりの時間がかかります。「やっぱりぜんぜんだめ」と落胆してしまうのは、異質なものを入れたことによる一種の拒絶反応みたいなものかもしれません。
まったく正反対のものを受け入れるにはそれなりの時間がかかってしまうものです。あせらずじっくり勉強しましょう。